子犬を迎えたら、まず最初に行うのがトイレトレーニングだと思います。
トレーニング中は様々な壁にぶつかると思います。

というような悩みも出てきます。
一度サークルの外で失敗すると、もとのトイレの場所でしなくなったり、また同じ場所でトイレ失敗します。

トイレトレーニングが振り出しに戻ったように感じますよね。
愛犬もトイレの場所を頑張って探しているので、ちゃんとサポートしてあげれば大丈夫です。
今回は私の経験から、サークル外でのトイレ失敗をなくし、すんなり室内フリーになった方法を綴ってみようと思います。
なぜサークルから出すとトイレ失敗するのか?
サークルから出してトイレ失敗したときの行動を観察すると、うちの豆柴の場合、原因は2つかなと思いました。
トイレの場所まで間に合わないから
いきなり生活エリアが広くなったことで、トイレの場所まで間に合わずその場でしてしまっているようでした。

行動できる範囲が広くなったことで、もとのトイレの位置がわからなくなっていたのだと思います。
トイレの場所を探そうとしますが、子犬はまだ膀胱周辺の筋肉が発達していないため、我慢できず失敗してしまうようです。
うちの子はまさにこのタイプで、遊びに夢中で気づいたらトイレしたくなっててその場でしちゃってました。
・遊ぶの大好きで活発な子
・トイレを探す素振りなく突然トイレポーズする子
このような子は、トイレの場所まで間に合わず失敗しているかもしれません。

広くてトイレ探すの大変だよ〜

私もディズニーランドのトイレは何度行っても覚えられません・・・それと似た感覚?笑
人の目に付く場所でトイレしたくないから
柴犬は寝床から一番離れた場所や、人目につかない場所でトイレをしたがります。
最初に設置したケージのトイレはリビングにあり、常に監視されています。サークル内なので寝床にも近いです。
・警戒心や自立心の強い犬種
・トイレと寝床が近い
・トイレの場所をまだ覚えきれてない
このような場合は、寝床から離れた、人の見ていないところを選んでトイレしてしまうかもしれません。

私が見ていないときに、棚の横や椅子の下など、死角ですることが多かったです。
サークルの外でトイレを失敗させないためにやったこと
一度サークルの外で失敗すると、その場所で失敗を繰り返すようになります。
失敗を繰り返すと、その場所をトイレと認識してしまう可能性があるので、できればサークルの外での失敗はゼロにしておきたいです。
そのためにやったことをまとめました。
時間を決めてサークルに戻すこと
まだ迎えたばかりでサークル飼いの場合、遊ぶときにサークルから出すと思います。
遊ぶときは10分ごとに小休憩を入れ、一度サークル内に戻しお水を飲ませたりして休憩させます。

トイレしてもしなくても数分したら、サークルから出して遊びを再開していいと思います。
室内を散策させるためにサークルから出すときも、5分〜10分など時間を決めてサークルに戻します。サークルから出したら、絶対に目を離さないようにします。
もしトイレ失敗しても、反応せず愛犬をサークルに戻してから掃除するといいです。
サークル内のトイレを覚えてから室内フリーにすること
うちの子もそうでしたが、いきなり生活エリアを広げるとトイレ失敗しやすいです。
なので、サークルから出していきなり室内フリーにせず、何日かかけてサークルを少しずつ広げて、徐々に生活エリアを広くしていきます。

うちは室内フリーになる直前は、部屋の約半分が愛犬の生活エリアになってました笑
広げたサークル内でほぼトイレの失敗がなくなってから、1部屋のみフリーにしたりなど、徐々にフリーにする部屋を増やしていきます。
うちの豆柴が室内フリーになった方法
うちの子はとても活発で常に走っているような子です。
サークル内では運動量が足りないようで、早く室内フリーにさせたかったので、トイレトレーニング終盤から室内フリーの練習もしていきました。
3週間はトイレトレーニングに集中
いきなりサークルから出して室内フリーにするのはNGです。徐々に生活エリアであるサークルを広げて、最終的に室内フリーにします。
迎えてから3週間は生活エリアであるサークルを広げずに、トイレトレーニングを集中的に行いました。
その間は1日2回、1回30分ほど遊ぶ時だけサークルを広げていました。

1.5m×3mくらいの広さにサークルを広げて、その中で遊ばせていました。
ずっと広いサークルで遊ばせているとトイレ失敗するので、10分程度で一度休憩がてらサークルを元の大きさに戻していました。
コツは愛犬にバレないようにサークルを広げること
トイレトレーニング3週間後くらいから、ほぼサークル内のトイレでするようになったので、徐々にサークルを広げ、生活エリアを広くしていきました。
1日10センチくらいのペースで徐々に広げていきました。
サークルが広くなったことに違和感がなかったようで、いつも通りサークル内のケージのトイレでできていました。
サークルは自由に大きさを変えられるよう、60×60のフェンスが8枚つながっているこちらのタイプを購入しました。(結合部の金具を取って使いました)
ZENY ペットサークル 折りたたみ
100均にある一番大きいワイヤーネットを結束バンドで繋げて囲いを作ってもいいと思います。(費用がかからず、サークル撤去後もいろんな用途に使えるのでおすすめ)
1日10センチほどサークルを広げて、サークル内のケージのトイレに行ってちゃんとトイレできるようだったら、次の日はもう10センチ広げます。
コツは、愛犬にバレないよう少しずつ少しずつサークルを広げること。

サークルを広げてトイレ失敗した場合は、サークルを元の広さに戻してました
室内フリーの時間も1日のうちに何回かもうけて、徐々に室内フリーに慣れさせました。これも短時間でいったんサークルに戻すなど、サークル外でトイレ失敗させないよう気をつけました。
室内フリー後はトイレを玄関に移動
最初はリビングだけ室内フリーにして、トイレも最初のケージのトイレのみにしていました。
玄関までフリーにしたときに、トイレを玄関に設置しました。
玄関にトイレを設置して、何回かトイレに誘導したら、すぐに玄関のトイレでするようになりました。

寝床から一番離れた場所が玄関だったので、すんなりと覚えることができたようです。
玄関のトイレですることが多くなったので、リビングに設置したサークルのトイレは撤去しました。玄関にトイレを設置すれば、すぐに換気もでき部屋内に臭いがこもる心配がなくてよかったです。
サークルの外に出すときや室内フリーにしたときの注意点
人間が生活するエリアに愛犬が行けるようになると、思いもよらない事故が発生する可能性があります。
私も何度かヒヤヒヤしたことがあるので、サークルの外に愛犬を出すときに気をつけることをまとめました。
キッチンに侵入できないようにする
犬にとって危険な食べ物を拾い食いしないよう、キッチンは入れないようにします。
火を使っている場合、足元に愛犬がいると非常に危ないので、キッチン内に入れないようにペットゲートを設置します。
飲食や薬を飲むときは愛犬いない場所で
子犬は好奇心旺盛で、落ちたものはすぐに追いかけて拾って飲み込みます。
食べ物以外にも薬やお菓子のパッケージの切れ端など、落ちて犬が飲み込む危険があるものは別室や愛犬の生活エリア外で扱うようにします。
家具や柱などはいらずらできないようにガードする
壁や柱、家具などは愛犬がかじってボロボロにします。
壁紙をちぎって食べてしまったり、柱や家具を噛んで破片を飲み込んでしまう可能性もあります。
壁と柱と家具は必ずかじるものとおもって、あらかじめガードをしておきます。

ワイヤーネットを壁に貼り付けると、うちの子は壁紙をいたずらしなくなりました。
コンセントはいたずらすると感電の危険があります。ワイヤーネットやすのこを立ててガードしたり、家具の後ろに配線させるなど絶対にかじられないようにします。
洋服やアクセサリーなど人間の使用するものは床に置かない
洋服のボタンやチャック、ピアスなどを誤飲してしまう危険性があります。
身支度は愛犬がいる部屋とは別の部屋で行い、ヘアピンや化粧品なども落とさないよう注意します。
うちの子は子犬のころ、イヤホンの耳に入れるゴム製の部分を飲み込んだことがありました。幸いにも2日後にうんちと一緒に出てきましたが、イヤホンそのものを飲み込んでいたらと思うとゾッとします。
まとめ
サークルから出したときのトイレの失敗の原因と対処法をお伝えしました。うちの豆柴の失敗原因は、
・人の目につく場所でしたくないから
でした。そのための対策として、
・サークル内のトイレを覚えてから室内フリーにすること
を実践したところ、サークル外でのトイレ失敗がなくなり、室内フリーにすることができました。
私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
普段、ふつうに生活していても犬にとっては危険となるものや行動がたくさんあります。
室内フリーの練習の際は、わんちゃんに危険なものは撤去、怪我しないように徹底的に部屋を確認してくださいね。


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